【2008/02/28】
■ 「GAINER」と「Ruby on Rails」を使って、チョロQを遠隔操縦
オープンソースのハードウェア「GAINER」を手に入れる皆さんがこのところ増えているようだ。GAINERは、USBのバスパワーで動く小さな電子回路だ。デジタルのオン・オフ信号やアナログ電圧の入出力端子が数系統あり、PCとつながる。GAINERを、電気工作好きの男の子なら机の引き出しの中に必ず入れている実験用配線器具のブレッドボードに差し込んで、LEDやスイッチなどを取り付け、PCでプログラムを反応させて遊ぶわけだ。こういう、外部からの物理的刺激とプログラムを連動させることを「フィジカル・コンピューティング」と名付けて、教育に取り入れている学校もあるようだ。このGAINERを「チョロQ」の赤外線リモコンに取り付けて、Webブラウザからコントロールするデモがおもしろい。人気のプログラミング言語「Ruby」のアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」で実現している。ギークに人気の「役者」が勢揃いした格好だ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 日本の「Sacred Land」を世界に……英語版アキバ情報サイト
世界に誇る、日本の「聖地」アキバ。大昔、まだ純粋な電気街だったころの秋葉原も、外国人観光客に人気のスポットだった。いわゆる「オタク文化」がネットを通じて日本から世界中に広まると、まずはアキバ、とりあえずアキバ、何が何でもアキバ、と成田から直行してしまう人も多くなったようだ。さて、アキバでの認知率はおそらく100%だと思われる人気サイト「アキバBlog」が14日から、英語のページを開設している。アキバBlogの中の人、Geekさんが強靱な体力で毎日休みなくかき集めたアキバ情報を、すかさず英語に翻訳して、世界中に発信中だ。同じ14日には、「Akibanana」もオープンしている。こちらは、英語圏向け専用に作られたコンテンツだ。「Sacred Land」と書いてあるのを見つけたんだけれど、これで通じてしまうのが恐ろしい。
めたるまん(山崎一幸)
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