【2008/04/07】
■ 家庭用の白熱灯を電球型蛍光灯に総入れ替えする、国家の方針
甘利明経済産業相が5日、「地球温暖化問題に関する懇談会」で、2012年までに「家庭用照明の白熱灯を省エネタイプの電球型蛍光灯に総入れ替えしたい」と述べたとの報道があった。どうやら本気のようで、経済産業省の方針として、家庭用の白熱灯を「廃止」して電球型蛍光灯に転換を促すようだ。実際に使ってみるとわかるのだけれど、置き換えると電気代は激減する。玄関灯など、長時間点灯するような場所ではたいへん効果的だ。筆者宅のトイレなど、30ワット未満でまばゆいばかりの光あふれる個室になっている。一方で蛍光灯は、調光に対応しづらかったり、気温が下がると点灯しづらくなったり、高温のサウナ内で使えなかったりと、意外に使い勝手が悪いのだ。電球型蛍光灯、とはいえ、電球とは外形が微妙に異なるから、従来の灯具で必ず使えるわけでもない。総入れ替え、となるととんでもないことになりそうだ。「スラッシュドット」には、「第2の地デジ」になりそうだという指摘もあった。
めたるまん(山崎一幸)
■ 米・シアトルでは、電光掲示板の案内に英語と日本語が現われる
東京の案内標識は、日本語のほかに英語やハングル、中国語が並んでいるものをよく見かける。外国人に優しい、日本人気質が現われているところかもしれない。ところが、日本以外で、案内標識に日本語が書かれている例はあまり知らない。とりあえず英語で書いてあればなんとかわかるので不便はないけれど、ちょっとさみしい。「福野泰介@jig.jpのブログ」によると、米・ワシントン州にあるシアトルでは、日本語の案内が見られるとのことだ。英語と日本語が並んで表示されているそうだ。メジャーリーグのチーム、シアトルマリナーズに任天堂アメリカがオーナーに名を連ねているのが、地元の皆さんの「日本びいき」に影響しているんだろうか。
めたるまん(山崎一幸)
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