【2008/07/31】
■ 続々と登場するDS-10メインの楽曲から、超変化球のタイトル2つ
24日にようやく発売になった、ニンテンドーDS用ソフト「KORG DS-10」。筆者のもとには25日の午前中に届いた。使い始めてみると、熱中のあまりに時間の感覚がすっかりなくなり、この週末はあっという間に終わってしまった。そんな魅力的なDS-10を、さっそく曲作りに活用する皆さんが、今週に入ってネットに続々と曲を投稿し始めた。筆者は片っ端からダウンロードしていたら、DS-10関係だけで90近い数のMP3ファイルがたまった。ありがたいことに、どれも楽しめる曲ばかりだ。YouTubeやニコニコ動画への投稿も多いから、もうたいへんな数だ。かっこいい曲はいくらでもあるので、ここでは選りすぐりの超変化球の楽曲を紹介しておこう。「よよーい音頭」では、人間の声に似た合いの手を、DS-10で作り出すことに挑戦している。村祭りに参加する子なき爺、という感じがおもしろい。「サイモンガーの彼岸」で公開中の「BABA1960」では、ファンキーなボーカルの伴奏に、DS-10を使っている。ニンテンドーDSで作ったとは思えない優れたクオリティの曲だ。夏休みということもあって、DS-10を使った曲は続々と増えているので、これからも期待大だ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 同人写真集を「microSDカード」に収めてコミケで売るサークル
8月15日から、世界最大の同人誌即売会、夏のコミケが始まる。10年ほど前のことだけれど、筆者も1度だけコミケに参加したことがあり、そのころ、ドライブもメディアもようやく手頃な値段になってきたCD-Rに、コンテンツを焼き込んで販売した。素人がデジタルコンテンツを販売するなら、CDやDVDの光学ディスクがいまも手頃なのかと思っていたら、時代は進んでいたようだ。「workshop PCエンジンおしゃれ計画」のオーナー氏は、「microSDカード」に写真集を収めてコミケに出品するそうだ。1GBのmicroSDカードは、ブランドを選ばなければ最近は500円を切る値段だ。ディスクを読むにはPCが必要だけれど、microSDカードなら携帯電話だけでも読み取れる。それに消去可能なメディアだから、売れ残っても中身を消して再利用できる、となかなかの利点揃いなのだ。そう考えてみると、microSDカードは交換メディアとしてデファクトスタンダードの地位をいつの間にか獲得していたわけだ。
めたるまん(山崎一幸)
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