【2008/12/02】
■ 不正アクセスを受けると、データを自動的に消去するUSBメモリ
USBメモリがどんどん安く、手頃になっている。2層のDVDとほぼ同じ容量の、8GBもある不揮発メモリが今では2000円前後で買えてしまうのだ。データを何でも放り込んで、バックアップ用にするにはちょうど手頃になっている。ただ、あのサイズだから紛失や盗難の危険は高いだろう。たとえ保存するデータをパスワードで暗号化しておいても、専門家が高性能なPCを使って時間を掛ければいずれ解読されてしまう。「教えて君.net」に、不正アクセスを受けると自動的に内蔵のデータを消去するUSBメモリが紹介されていた。パスワードを10回間違えたり、チップに直接アクセスがあったりすると、メモリ上のデータを自動的に消去する。どうやら、米軍御用達の製品のようで、8GBで249.99ドル、日本円でおよそ2万4000円と高価な上、日本には輸入できない。大事に保存しておきたいけれど、人に見せるぐらいなら絶対に消したい、そんな人はネットを見ていると筆者のほかにも案外多そうなので、似たような製品を日本で作ればヒットしそうだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 貞本義行さんが描いたとは思えない、直筆色紙が1万7000円で落札済み
ネットオークションは便利だけれど、せっかく落札して届いた品物に問題があることはよくある。だから、出品者に質問したり、取り引きの履歴を読んでみたり、出品物の写真を穴が開くほどよく眺めて品定めをするわけだ。大量生産の工業製品ならともかく、世界にたったひとつだけ、そんなレアな品物になるとそれなりの目利きが必要になってくる。このところネットで話題になっていたのが、貞本義行さんが描いたという色紙だ。アニメ「エヴァンゲリオン」のアスカのバストショットを描いた、直筆の色紙がなんと1円からスタートの出品だった。11月19日にすでに1万7000円で落札が決まっているのだけれど、あの貞本さんが描いたとは思えない絵のクオリティなのだ。これが1万7000円で取り引きされる、ネットオークションの不思議な世界だ。
めたるまん(山崎一幸)
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