【2008/12/12】
■ 有名ブログ「なんでも評点」で、Google Adsenseの配信が停止に
広告配信の「Google AdSense」は、Webサイトを運営して手軽に収入が得られる手段だった。ところが最近は、なかなかまとまった収入を得ることが難しくなってきたようだ。また、以前から言われてきたことだけれど、Googleの判断で、何の理由の説明もなく、突然広告配信が停止されることもしばしば起こっていた。有名ブログで書籍も出版している「なんでも評点」で、AdSenseでの広告配信が停止されたことを報告していた。配信停止のことを「アボセンス」というらしい。おそらく、2ちゃんねるで投稿の削除を指す「あぼーん」と、AdSenseをかけ合わせた造語だろう。なんでも評点では、Adsenseからピーク時には年間300万円もの支払いがあったという。ところが、基準の変更で1/10に減った上、11月からは配信停止になっていたという。通例の通り、Googleからは詳しい説明はなかったようだ。あれだけ立派なコンテンツであっても配信停止の憂き目にあうとはびっくりだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ アマゾンで、違法性・残虐・虐待がテーマの商品扱い停止措置?
いつの間にか、日本最大の書店となっているのがアマゾンだ。アマゾンでの売れ行きが、新刊のその後の運命を左右するような、そんな大きな存在にもなっているわけだ。さて、ネットのあちこちで話題になっていたのが、アダルト系のマンガ家、伊駒一平さんの日記だ。伊駒さんの新刊「キャスター亜矢子・完全版」がアマゾンで購入できなくなっていて、発行元の二見書房がアマゾンに問い合わせたところ、「違法性、残虐、虐待をテーマにした商品、または著しく嫌悪感を催すような商品」を取り扱わなくなったためと回答されたようだ。商品の登録時に「レイプ」「強姦」「輪姦」「暴行」「乱暴」「凌辱」「虐待」などといった言葉をキーワードにすることも禁止になったという。とはいえ、成人向けの書籍全般がすべて扱い停止になったわけでもなさそうだ。何にせよ、この分野での流通が少々息苦しくなったのは間違いないところだろう。
めたるまん(山崎一幸)
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