【2009/06/09】
■ 「秋葉原通り魔事件」から1年……献花をいじるマスコミ関係者
忌まわしい「秋葉原通り魔事件」からちょうど1年。ひとりの身勝手な人間の行動によって、かつては平和そのものだった秋葉原の交差点があの日以来、沈痛な感情抜きでは見られない場所になってしまった。筆者のこの印象は、たぶん生きているあいだは消えることはないのだろう。事件と同じ日曜日の7日、交差点には取材に訪れたマスコミ関係者の姿があったという。「アキバBlog」によれば、交差点に供えられた献花を彼らがわざわざいじり倒して、都合のいい絵作りをしていたようだ。いつものことでもう驚かないけれど、彼らにとって他人の不幸はやはり「メシウマ」なんだろうか。
めたるまん(山崎一幸)
■ Wikipediaを全部印刷して製本すると、足の膝ほどの高さになる
ウィキペディアの内容は日々膨張している。嘘やいい加減な情報が追加されるのも常だけれど、おもしろいもので、それを修正する人もどんどん増えていて、いざこざが起こりつつもとりあえず絶妙なバランスで記述が充実してきている。日本語版以上にふくれあがっている英語版Wikipediaに記載されている約290万項目のうち、Wikipediaのエディターが“良記事”と認めた約2500項目を印刷して製本してみた人がいて、その画像があちこちからリンクされていた。5000ページのその本は、足の膝ほどの高さになっている。もっともこれはプリンター用紙のようで、よく見ると片面しか印刷していない。広辞苑第6版が約3000ページだから、かなり薄い本にすることは可能だろう。それにしてもWikipediaの内容の多さを一目で表すには十分な画像ではある。
めたるまん(山崎一幸)
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