中国でインターネット利用者が1年間で4倍に急増、政府は通信網整備を急ぎ、外務省など各部門の情報をWWWで提供する「インターネット政府計画」をスタートさせた。
28日の新華社電によると、中国のインターネット利用者は1998年末で210万人以上。情報産業省は今年はさらに150万人増え、2000年には450万人以上と予測している。
こうした状況に対応するため、政府は新たなデータ通信網の開発を優先課題としており、通信網構築に1,400億元(約2兆円)の投資を予定している。
また、22日にスタートした「インターネット政府計画」は、政府のすべての部門がホームページを開設し、情報を「市民と共有する」ことが目的。既に外務省などのページが完成し、今年末までに各部門の60%が、2000年には80%が独自のホームページを開設する予定だ。
('99/1/25)
[Reported by masaka@impress.co.jp]