いよいよ今年も開幕直前の「F1グランプリ」。今回の集中企画では、F1情報を収集できるサイトを中心に集めてみた。
残念ながら今年は日本人ドライバーは1人になってしまったが、来年はホンダの参戦も予定されており、まだまだ注目のF1。次に紹介するサイトで、開幕戦前に予習しておこう。なお、開幕戦のオーストラリアGP決勝は3月7日。
●日本語で情報収集
●海外のサイトで情報収集■「F1ファンのページへようこそ!」
http://www.kumagaya.or.jp/~tahara/f1/f1.htm
最新情報満載でF1ファンに人気のサイト。「F1バトルトーク」のコーナーではファンによる熱い書き込みを読むことができる。また、電子メールで最新情報を提供する「F1ハイパーニュース」も無料で申込みできる。もちろんレース結果の速報も充実しており、ファン必見のサイトだ。■「でんでんネットF1インフォメーション」
http://www.ddn-f1.com/
フリー走行の段階から随時情報を提供するサイト。サーキットの背景や前回のレースの模様なども掲載しているので、レース観戦前に見ておきたい。ほかにもF1に関する情報が総合的によくまとめられているサイトだ。データボックスやF1順位当てクイズなどのコーナーも充実。■フジテレビ「F1グランプリ」
http://www.fujitv.co.jp/jp/f1/index.html
F1グランプリ全ラウンドを中継するフジテレビによるページ。「スペシャルF1映画館」のコーナーでは、テレビスポットCMなどを「RealVideo」で見ることができる。また、「Music List」では番組で使用された音楽の一覧を見ることができる。なお、今年の中継では、長年続いたT-SQUAREの「TRUTH」は聞けないようだ。■コマツ「KOMATSU F1 GRAND PRIX」
http://www.komatsu.co.jp/tea/f1/j_index.htm
建設機械などでおなじみのコマツによるページ。'91年のチーム・ロータス以降、メカニカル面でF1のサポート活動を続けている。ページでは、元ベネトンのメカニック津川哲夫氏のコラムやコマツがテクニカルサポートをしているウイリアムズチームの情報など充実している。■産経新聞「F1グランプリ」
http://www.sankei.co.jp/
産経新聞のサイトでは、最新情報を随時更新して掲載するほか、'97年、'98年に掲載した情報も見ることができる。記事は、写真付きで簡潔にまとめられており読みやすい。
■「FORIX Formula One Results & Information eXplorer」
http://www.forix.com/
海外サイトだが、日本語をはじめとして、数十カ国の言語で情報を配信している。内容はレース結果やドライバー、チーム紹介のほか、10年以上前の優勝者のプロフィール、ランキング結果なども見られる。データ類が非常に充実したサイト。■「Formula-1.co.uk」
http://www.formula-1.co.uk/
関連ニュースを毎日、リアルタイムで更新している英国のサイト。現在はオーストラリアGPのコースマップやデータなどを掲載。過去5年分のデータも参照できるので、レース前の予習にも最適だ。■「Formula1.com」
http://www.formula1.com/
このサイトで注目は、「Flash」のアニメーションによるサーキットの紹介。スピードメーターもついており、コーナー通過時のスピードやギアの選択など細かい情報も見られる。日々掲載される最新情報も充実。■「F1 Racing.net」
http://www.f1racing.net/
各チームのニューマシンの写真集や詳細な仕様一覧など、データ関連が充実している。また、ニューマシン発表時の写真掲載が速いのもこのサイトの特長だ。各チームのプレビューやドライバーのコメントなども掲載しているので、レース展開の予想に役立てよう。トップページで優勝者予想アンケートも実施中。■ITV-F1.COM
http://www.itv-f1.com/
テレビ局「ITV」のサイト。スペインでの走行テストの様子をはじめとして、昨年の16戦のレースに関する写真を多数掲載している。話題のBARのニューマシンの写真も見られる。■「F1 LIVE」
http://www.f1-live.com/GB/
オーストラリアGPのフリー走行、予選、決勝の模様を静止画を使ってライブ中継する。画像の更新は30秒ごと。また、掲示板では「Schumacherはすべてのフェラーリファンのために必ず勝ってくれる」など、ファンの熱意溢れる書き込みが見られる。■「Formel1-net」(独語)
http://www.formel1-net.de/
ドイツ語によるF1オンラインマガジン。メールサービスやフォーラムなど充実している。最新ニュースのコーナーでは、さすがにドイツ発のニュースだけあって、Schumacher兄弟やFrentzen、Mercedesなどドイツ系の選手/企業の名前がよく目につく。
●各チームの公式サイト
■マクラーレン (West McLaren Mercedes)
http://www.mclaren.co.uk/
昨年、日本GPで優勝を決めたHakkinenが所属するマクラーレンのサイト。ニュー マシン「MP4-14」の発表会の様子をはじめとして、エンジンスペックなどのデータやチーム紹介など、ファン必見の情報が満載だ。■フェラーリ (Scuderia Ferrari Marlboro)
http://www.ferrari.it/
昨年の雪辱をはらすべく、ニューマシン「F399」を発表したフェラーリ。サイトでは「QuickTime」による関係者へのインタビューや、マシンスペックなども公開している。1947年当時からのマシン紹介など、歴史を感じさせるコーナーも。■ウィリアムズ (Winfield Williams)
http://www.williamsf1.co.uk/
昨年は総合3位に終わったウィリアムズだが、今シーズンはニューマシン「FW21」と'98年のCARTの覇者で元F1ドライバーのAlex Zanardiを迎えシーズンに挑む。公式サイトでは、チームの歴史や概要を紹介。■ジョーダン (Benson and Hedges Jordan)
http://www.jordangp.com/
「QuickTime」によるニューマシンの映像のほか、写真が多数掲載されている。チームに関する情報はもちろんだが、他のチーム/ドライバーを紹介する「Our Rivals」コーナーは、他のチームのサイトには見られない特徴だ。■ベネトン (Mild Seven Benetton Playlife)
http://www.jtnet.ad.jp/WWW/JT/Event/F1/Welcome_E.html
マイルドセブンのサイトの中にあるページ。チームに関するデータ集のほかニューマシン「B199」のテスト結果などを頻繁に更新している。現在工事中だが、元F1ドライバー片山右京氏によるコメントも掲載される予定だ。■ザウバー (Red Bull Sauber Petronas)
http://www.sauber.ch/
トップページから、ニューマシン発表会の模様が「QuickTime」で見られる。ほかにはクイズや「ShockWave」を利用したゲームコーナー、スクリーンセーバーなど遊び心満点のサイトだ。■アロウズ (Arrows)
http://www.arrows.com/
シーズン開幕直前になって高木虎之介選手の出走が決定したアロウズの公式サイト。内容はプレスリリース、チーム紹介など。F1チームのサイトとしては珍しく、写真はほとんど掲載していない。□スチュワート (Stewart Ford)
http://www.mciracing.com/stewart_buzz.html
スチュワートのスポンサー「MCI」によるサイト。往年の名ドライバーであり、チームを率いるJackie Stewart氏の経歴から、昨年のGP参戦に至るまでのチームの歴史などを紹介している。■プロスト (Gauloises Prost Peugeot)
http://www.prostgp.com/ (オフィシャルサイト)
http://www.prost-peugeot.com/index.html (Peugeot内)
http://www.gauloises.com/ (Gauloises内)
オフィシャルサイトのほか、エンジンサプライヤーのPeugeotと、スポンサーのGauloisesもサイトをサイトを開設しいる。オフィシャルサイトでは、ドライバーの簡単な紹介やチームのグッズ紹介など掲載。Peugeotのサイトでは、ニューマシン「A18」の詳細なエンジン仕様やチームのサポート体制の紹介などを掲載中。■ミナルディ (Minardi Ford)
http://www.minardi.it/
様々な角度から撮影された、ニューマシン「M01」の写真が見られる。仕様やエンジンスペックの紹介のほか、ドライバープロフィールなども掲載。今年こそは、後方グリッドから抜け出してほしいものだ。■ブリティッシュアメリカンレーシング (British American Racing BAR)
http://www.britishamericanracing.com/
今シーズンから初参戦となる、ブリティッシュアメリカンレーシング(BAR)の公式サイト。左右非対称のカラーリングで注目を集めたマシンの写真や最新情報のほか、CARTなど、過去のレース活動紹介なども見られる。
●その他
■FIA
http://www.fia.com/
「Federation Internationale de l'Automobile(FIA)」国際自動車連盟のサイト。 各国の自動車連盟や自動車に関する各種の事項を統括する組織。F1のレギュレーション(規則)も司っており、ページにも掲載しているのでレース観戦前に勉強してみるものよいだろう。■「高木虎之介サポーターズクラブ」
http://www.so-net.ne.jp/toranosuke/
開幕直前にアロウズのシートが決まった高木選手。高木選手に関する情報はここですべて読むことができる。購読無料のメールサービス「虎サポニュース」もある。■「Shinji Nakano HomePage」
http://www.avexnet.or.jp/nakano/
惜しくもシートを逃してしまった中野信治選手の公式サイト。しかし、今年はジョーダンチームのテストドライバーとしてF1に関わることが決定した。サイトに設けられた掲示板では、ファンによる中野選手の最新情報を読むことができる。
('99/3/4)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / seino@impress.co.jp]