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■URL
http://www.msb.edu/faculty/culnanm/gippshome.html
http://www.privacyalliance.org/news/05121999.shtml
http://www.truste.org/about/about_gtowncomments.html
人気サイトが個人情報の扱いをどれだけ徹底しているかについて、Georgetown大学のMary J. Culnan教授が中心となりまとめたレポートが話題になっている。レポートの全文がPDF形式で公開されている。
同レポートによると、人気のある上位100サイトのうち99サイトが氏名やメールアドレスなどの個人情報を収集しており、このうち94サイトが集めた個人情報をどのように利用するかを明示していたという。これについて、Online Privacy Alliance（OPA）やTRUSTeなどのプライバシー保護団体は、軒並み満足できる結果とするコメントをそれぞれ発表している。
一方、日本の現状は、同レポートにある米国のものとはかなり異なっている。今月10日に「ECで取り扱われる個人情報に関する調査報告書」を発表した電子商取引実証推進協議会（ECOM）によると、個人情報の扱いを明記しているWebサイトは国内では皆無に等しい。
プライバシー保護を徹底し、消費者に安心感を与えることは、今後の電子商取引市場拡大に際し、解決しなくてはいけない重要課題と言えるだろう。
('99/5/17)
[Reported by yuno@impress.co.jp]