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【調査結果】

「推奨ブラウザー」を定める企業の62%がIEを使用

■URL
http://www.zonaresearch.com/browserstudy/1999/may99/index.htm

 ハイテク調査会社Zona Researchは18日、企業を対象とする最新のブラウザーシェア調査の結果を公表、Internet ExplorerがNetscape Navigatorを上回っていることが明らかになった。

 同調査は308の企業を対象に行なったもので、59%がIEを、41%がNavigatorを使用していると回答した。なお、'98年10月の調査では、IEがNavigatorを20ポイント下回っていた。

 さらに、この傾向に拍車をかけているのが企業内の「推奨ブラウザー」の存在。企業内でブラウザーを利用する場合、特定のブラウザーの利用を特に推奨、あるいは要求する方針のことだ。今回の調査では、69%の企業がそのような方針を打ちたてており、そのうち62%の企業がIEを、38%がNavigatorを推奨していた。

 同社によると、特定のブラウザーの利用を推奨する傾向はこのところ著しく増加しているという。'96年1月時点で、そのような方針を採用していた企業は33%だった。

 Zona ResearchのチーフアナリストClay Ryder氏は「特定のブラウザーを定めることは、いまや企業のIT戦略の重要な部分となっている」と述べている。

('99/5/19)

[Reported by taiga@scientist.com / tatekawa@planet.club.ne.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp