■URL
http://www.wildbird.or.jp/nvml/
株式会社富士通研究所は、同社が提唱する道案内用マークアップ言語「NVML(NaVigation Markup Language)」(本誌4月2日号参照)を用いた実験サービスを地図サイト「WildBird」上で開始した。
NVMLは、道案内のためにコースの距離や所要時間、経由ポイントなどを記述するXMLベースの言語。指定したポイントの説明やそこから見た風景を画像ファイルとしてサーバー上に置いておく。GPSと連動させ、ユーザーがそのポイントに到着したところでそれを表示させたり、説明を表示したりすることで、効率的にナビゲーションすることができる。
サービスを利用するには、専用プラグイン「NVMLPlayer」(Windows版のみ)をダウンロードし、インストールする必要がある。
現在公開されているバージョンは、あらかじめ用意された「レインボータウン散策」や「中華街食べ歩き」などの特定コースを順に辿っていく「シミュレーションモード」のみの対応となっている。GPSと連動させ、現在地の情報を表示する「ナビゲーションモード」については未対応。また、音声ガイド機能も省略されている。
('99/5/24)
[Reported by yuno@impress.co.jp]