郵政省は24日、大容量のデータを高速で通信できる「次世代インターネットゾーン」を神奈川県内に構築すると発表した。早ければ年内にも実証実験を開始する。
プロジェクトでは、横浜市のみなとみらい21地区に、データ流通の拠点となる「高速インターネットセンター(神奈川IX)」を構築するとともに、光ファイバーによる高速ネットワーク環境を整備。県内の企業や行政機関、大学、CATV事業者などの保有する大容量コンテンツを同センターに集積し、検索や配信までの処理を従来の100倍から1,000倍の速さで行なえるようにする。
次世代インターネットゾーンでは、認証マーク技術や地域型インターネット広告、インターネットキャッシュなどの実証実験を行なうほか、映像コンテンツなどの品質保証通信技術や負荷分散技術などを今後3年間にわたって開発していく。
('99/5/25)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / tatekawa@planet.club.ne.jp / ymasa@wizvax.net]