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松下電器産業は26日、AT&Tなど米国系企業3社と提携、インターネットなどを通じたデジタル音楽配信の技術開発と米国内での実験的な事業開始で合意したと発表した。
提携するのは、AT&Tのほかユニバーサル・ミュージック・グループとBMG。この2社が提供する音楽ソフトを、AT&Tが構築するシステムを使って配信する。松下は、著作権保護の技術を提供して深刻化している不正コピーを予防する。再生プレーヤーなどの受信端末と独自の記録媒体も開発する。
これら4社の強みを生かして、音楽配信事業で主導権を握るのが狙い。米国での事業が軌道に乗れば、日本でも音楽配信を始める。
ソニーもMicrosoftやIBMと音楽配信で提携合意しているほか、CS放送「スカイパーフェクTV」に音楽専用チャンネルを開局して音楽データの配信を始めている。
('99/5/26)
[Reported by masaka@impress.co.jp]