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■URL
http://www.vertex7.com/ (e-media)
http://www.adauction.com/ (Adauction.com)
http://www.microsoft.com/presspass/press/1999/May99/AdAuction.htm (Adauction.comとLinkExchange)
http://www.adauction.com/pr8.asp?sessionID= (Adauction.comとNetcenter)
バナー広告はインターネットの情報サービスにとって運営費用の調達源の一つであり、仲介業務も盛んだ。この広告仲介と、今流行りのインターネットオークションを組み合わせたB-to-Bサービスが登場してきている。
ヴァーテックスコーポレーションは、インターネットオークションによるバナー広告の仲介業務「e-media」を開始した。ヴァーテックスコーポレーションによると、バナー広告ではいままで、人気サイトには順番を待たないと広告を出せない、人気の変動と広告料が一致しない、単価の安い広告はとりづらい、といった問題が広告主側・媒体側ともにあったという。それに対し、オークション形式を導入することによって、「マーケット誘導型の価格体系」を狙う。
オークションは毎月15日に締切り、翌月の広告価格を決定する。最低額は月額5万円。広告費は、決定額から手数料を引いた額が媒体側に支払われる。なお、e-mediaではオープニングキャンペーンとして、7月15日申し込み分までの手数料を、年間契約で5%（通常10%）、スポット契約で10%（通常15%）、1か月契約で15%（通常20%）に割引く。
米国では以前から、広告のオークションサイト「Adauction.com」が登場しており、バナー広告も取り扱っている。Adaction.comはMSNの個人向けバナー広告仲介サービス「LinkExchage」内にも「AdStore」として採用されている一方、Netscape社のNetcenterのような高アクセスサイトも利用している。バナー広告などのように、小規模な事業者も積極的に参加し、背景がめまぐるしく変化する市場においては、オンラインでのやりとりにより価格が決定するオンライン入札方式も一つの方法となりそうだ。
('99/5/27)
[Reported by masaka@impress.co.jp]