ロータス株式会社は1日、Webアプリケーション開発用のJavaコンポーネント集「eSuite DevPack R2.0」を6月7日より発売すると発表した。
同ソフトは、ワープロ、表計算、メール、カレンダーなどの汎用Webアプリケーションや、ノーツ/ドミノや様々なデータベースと連動したWebアプリケーションを構築しやすくするJavaプログラムを集めたもの。同社では、アプレット・サーブレット間の通信がブラックボックス化してあるので、プログラマーがWebアプリケーションのコアとなる部分の開発に集中できるとしている。
対応するJDKのバージョンは1.1.7b。同社の「ドミノデザイナー R5」、Symantecの「Visual Cafe for Java 3.0」、IBMの「VisualAge for Java 2.0」、NetObjectsの「Fusion 4.0」といった開発環境に対応している。
また、今回のバージョンよりライセンス体系がノーツ/ドミノと同様の形に変更されている。DevPack本体の価格は64,400円。クライアントライセンスが1ユーザーで7,300円、10ユーザーで71,000円。また、ユーザー数無制限のライセンスが1サーバーあたり240万円となっている(いずれも税別)。
('99/6/1)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]