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http://www.sun.co.jp/Press/release/1999/0601.html
サン・マイクロシステムズは1日、新戦略「datacenter.com」を発表した。従来、基幹システムで構築されていた企業の“データセンター”を、インターネット技術によって構築・運用するもので、これを実現するためのサーバー製品やサポートを国内向けに提供していく。
datacenter.comでは、高い信頼性と安定性を備える基幹システムと、柔軟性を持つインターネット技術とを融合。新たに開発するシステム管理体系「Genesys」により、ネットワーク上に分散するシステムリソースを単体システムと同じように包括的に管理できるようにする。汎用機とサンの製品を相互接続するための技術支援を行なう「Mainframe Affinity Center」を来年の早い時期に開設するほか、他ベンダーと連携しながら運用後の安定稼働を保証するプログラム「SunUP」を提供するなど、サポート面も強化する。
米国ではすでに今年2月に同戦略が発表されており、IBMの汎用機に対応している。国内では、導入企業の多い富士通、NEC、日立などの汎用機についても順次対応していきたいとしている。
('99/6/1)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]