シルバーエッグ・テクノロジーは、ユーザーの趣向に合わせた広告や情報を自動表示するサービス「Adverbot」を開始した。ショッピング情報やレストラン情報など、地域密着型の情報が配信される。現在は大阪、京都、神戸、奈良エリアの関西地区の情報限定となっている。
Adverbotは、いわゆる“プッシュ型”の広告/情報配信サービス。最初にエリアや性別、年齢、関心のある分野などを入力しておくことで、誰でも無料で利用できる。特別なソフトは不要。ブラウザーで小さな専用ウインドウを開いて、そこに広告や情報を表示するようになっている。ネット接続中、情報は一定間隔で自動的に更新されるが、バックボタンやフォワードボタンで自由に選ぶこともできる。また、見たくない情報を削除する「アンハッピー」ボタン、気に入った情報のときに押す「ハッピーボタン」があり、これらを利用することでユーザーの好みが絞り込まれ、より適した情報が配信されるようになっている。
広告掲載料は2,000ビューで1万円、5,000ビューで2万円、1万ビューで3万5,000円となっている。Adverbotに表示する広告から、他の広告ページにリンクを張ることも可能。東京やその他の都市でもサービスを開始する予定だ。
('99/6/2)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]