■URL
http://interop.zdnet.co.jp/ (NetWorld+Interop
99 Tokyo)
http://interop.nttx.co.jp/event/interop/index.html
(NTT-ME)
「NetWorld+Interop 99 Tokyo(N+I)」会場のほぼ中央、ホール5には、NTTグループ、および、NTTソフトウェア、NTT-MEなどのNTT関連企業による6ブースが連なり、あたかも「NTT村」のような様子だ。ここでは、いくつか興味深い展示があったので紹介したい。
まず、目を引かれるのが「NTT-ME/NTT-X」のブース。ここでは、通常の展示会に見られるような「モノ」の展示は行なわれず、すべてワークショップ形式で製品/サービスが紹介されていた。初日は、検索サイト「goo」をテーマに関係者を招き、「インターネットコミュニティとgoo」「goo編集長が語る、インターネットで成功するコンテンツ」など10のプレゼンテーションが行なわれた。同ブースでは、3日間で合計30タイトルのプレゼンテーションを開催するという。なお、この模様は同社のサイト上で、動画によりオンデマンドで見ることができる。
NTT PCコミュニケーションズのブースでは、「iモード」を利用したイントラネットサービス「iモード対応コンテンツサーバ over SuperNNAS」が参考出展された。これは、同社が従来から提供している帯域保証型VPNサービス「NNCS-IPS」にiモード用サーバーを利用するもの。これによりユーザーは、iモード対応の携帯電話を端末として、外からでも社内の情報にアクセスできる。同社では主に、保険会社などをサービス対象に想定している。なお、現在、iモードのサービスを提供しているNTTドコモと調整中で、具体的なサービス開始についてはまだ未定とのこと。
NTT-ME/NTT-Xのブース
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goo編集長のプレゼン
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iモード対応イントラネット |
ほかに、NTTソフトウェアのブースでは、トランス・コスモス株式会社と同社の共同により、ECソリューション「Webコマース」が参考出展された。これは、NTTソフトのデータベースシステムと、トランス・コスモスの取り扱い製品を統合したECソリューションで、例えば、オンラインショップの商品案内に「RealSystem G2」による動画や、「Live Picture」による詳細な画像、また、商品情報の配信に「PointCast」を使用するなど、いずれもトランス・コスモスが扱っている製品の利点を組み合わせてEC環境を提供するというもの。詳細は、近日中に発表される予定だ。
('99/6/2)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]