安川情報システムは3日、米White Pine Software社のインターネットテレビ会議ソフト「CU-SeeMe日本語版」と、マルチポイントテレビ会議サーバーソフト「Meeting Point」(英語版)を6月中旬に発売すると発表した。
CU-SeeMeでは、ITU-T勧告の音声/映像通信規格「H.323」をサポート。Meeting Pointサーバー経由で、他のH.323対応クライアントとの通信が可能になった。メールアドレスによる接続機能、WWWブラウザーとのリンク機能が追加されたほか、CU-SeeMeユーザーを探すディレクトリサービスも拡大された。Windows 95/98/NT4.0対応で、価格は1万3,800円。
Meeting Pointは、複数のユーザーが同時に利用可能な“バーチャル会議室”をIPネットワーク上に開設できるサーバーソフト。複数の会議を一つのサーバー上で同時に開くことも可能だ。H.323規格をサポートしているため、CU-SeeMeだけでなく、「Microsoft NetMeeting」や「Intel Internet Video Phone」など、他のH.323対応アプリケーションとも接続できる。Windows NT4.0 ServerとSolaris2.5.1/2.6に対応する。価格は10ユーザー版が138万円、25ユーザー版が245万円。
('99/6/3)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]