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http://www.microsoft.com/presspass/press/1999/Jun99/TVPAKpr.htm
Microsoftは14日、TV業界向けに双方向通信を可能にするソフト「Microsoft TV Platform Adaptation Kit」(Microsoft TVPAK) の製品概要を発表した。クライアントソフト「Microsoft TV」とサーバーソフト「Microsoft TV Server」の2製品で構成される。
Windows CEを改良した「Microsoft TV」は、インターネット接続端末やセットトップボックスに組込まれ、ユーザーはTVを観ながらメールのやり取りや電子商取引などができるようになる。同製品は、デジタルTV放送の国際基準であるDVB/ATSC/ARIBに準拠しており、HTML/JavaScript/Dynamic HTMLのほか、Advanced Television Enhancement Forumのフォーマットにも対応している。
一方の「Microsoft TV Server」は、Windows 2000サーバーやMicrosoft BackOffice、WebTVの技術をベースに改良されており、ネットワーク管理者向けに請求書発行システムの構築やオンデマンドビデオの制作などをサポートする環境を提供する。同サーバーは、1999年末に出荷を予定している。
AT&T、松下、ソニーを始め、メーカーや通信業界から30社を超える企業が同製品へのサポートを表明している。
('99/6/15)
[Reported by kokubu@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]