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■URL
http://www.autobytel.com/
インターネット自動車販売仲介業の大手「Autobytel.com」が日本進出を発表した。伊藤忠商事、トランス・コスモス、リクルート、オリエントコーポレーションら6社とともに日本法人「オートバイテル・ジャパン株式会社」を設立し、'99年11月1日からサービスを開始する予定。
Autobytel.comは、欲しい車の車種、色、装備、ローン情報などを指定し、参加ディーラーの在庫の中から該当車を探す。納得する車が見つかり、購入を希望すれば、そのディーラーから連絡がくるというサービスを提供している。日本国内では、サービス開始当初、新車の販売とローンの紹介を行ない、見積もりの作成から購入申し込みまでをインターネット上でできるようにする。サービスは、オートバイテル・ジャパン独自のサイトと、リクルートが従来から提供している自動車情報サイト「ISIZE/CARLIFE」との連携で提供し、新車データベースに関しては、ISIZE/CARLIFEのものを共通で利用する。また、2000年第1四半期には、中古車の販売と自動車保険の取り扱いも開始する予定だ。
なお、インターネット上の自動車販売仲介業としては、ソフトバンク、米Microsoft、ヤフー株式会社の3社が「カーポイント株式会社」の設立を発表しており、Microsoftがすでに米国で提供している「MSN CarPoint」と同様のサービスを国内に向けて展開していくとしている(3月25日号参照)。
いずれのサービスも、国内自動車販売ディーラーの取り込みがポイントとなりそうだ。オートバイテル・ジャパンでは、200程度の参加ディーラーを見込んでおり、7月までに、東京、大阪、名古屋でディーラー向けの説明会を実施する。
('99/6/17)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]