■URL
http://www-db.aol.com/corp/news/press/view?release=681
America Onlineは15日、AOLのInstant MessengerやAOL傘下のICQを通して交換されるインスタントメッセージの数が1日で7億5,000万通を越えていることを明らかにした。
現在AOLのBuddy ListやInstant Messengerサービス登録者は4,000万人で、一日あたり4億3,000万通、さらにICQには3,800万人の登録ユーザーがいて、一日あたり3億3,000万通のメッセージを交換する。
AOLではこの一日7億5,000万通という数字の大きさを比較し、巨大な電話通信会社が処理する一日2億5,000万の通話の約3倍、U.S.Post Officeが発想する一日5億通の郵便物よりさらに2億5,000万メッセージ多いという事を指摘している。
■関連記事 | |
・ | PC EXPO 基調講演レポート Marc Andreessen (PC Watch:6/23) |
・ | ICQ (窓の杜) |
このデータを発表するに際してAOLのCTO、Marc Andreessen氏は「インスタントメッセージを送ることはemailを書いたり、電話を掛けるよりも速く、個人間のまたビジネスでの通信方法を変革し続けていくだろう」と述べた。
同氏は以前にPC EXPOの講演で、インターネット時代の次世代のキラーアプリケーションがインスタントメッセージングだと述べていた。ICQはこうしたAOLのビジョンと戦略をふまえて、サーチエンジンと提携したり、スケジュール機能を搭載するなど「コミュニケーションポータル」としての地位を築きつつある。
('99/7/16)
[Reported by taiga@scientist.com]