■URL
http://www.w3.org/1999/08/smil-pressrelease
W3Cは3日、SMIL 1.0の次期バージョンであるSMIL Bostonがワーキングドラフトになったことを発表した。このワーキンググループにはIntel、Microsoft、Macromedia、RealNetworksなどが含まれている。
SMIL BostonではSMIL 1.0に比べ、XMLとのより高度な統合がなされている。例えば、いくつものモジュールが用意されており、それらを利用することでXMLのプログラミングを省くことが出来る。例えば「animationモジュール」を使って、アニメーションGIFと同様のことをXMLによって、JPEGなど任意の形式を要素として記述できるようになる。ほか、デジタルTV放送との連携も模索されている。
また、これまでのSMILではコンテンツを幾つものファイルに分けて保存しなければならなかったが、SMIL Bostonではこれらを1つのSMILファイルに納めることが出来るようになった。
('99/8/4)
[Reported by taiga@scientist.com]