■URL
http://www.btdstudio.com/
BTD STUDIOは、育成ゲームの要素を備えたメールソフト「ZOM-MAIL」を21日にリリースする。自分のパソコンで“ゾンビ”を育成し、メールで他のユーザーを訪問、ゾンビ同士を交流させることができる。Windows 95/98/NT4.0対応で、メーラー機能のみのZOM-MAIL本体は無料。これに育成ゲーム機能を追加するZOM-MAILスターターセットが1,000円となっており、同日よりベクターのWebサイトでオンライン販売する。
ZOM-MAILを起動すると、薄暗い部屋を再現したインターフェイスが表示され、ゾンビが室内をウロウロしているのが見える。ゾンビはそれぞれ行動ルーチンとパラメーターを持った人工生命としてプログラムされており、育て方により行動や性格が変化。ユーザーは、食事や各種のアイテムを与えながら、自分のゾンビを育成・観察する。他のユーザーが飼っているゾンビとは相性があり、仲のいいゾンビを訪問した際は長時間そこに滞在。一方、仲が悪ければ、殴り合うシーンなども見られるという。こういったゾンビ同士のコミュニケーションもパラメーターに反映する。
育成できるゾンビは最大25人。スターターセットに1体付属するほか、2体1組のプラグインを各800円で追加提供する。まず21日に女性と犬のゾンビをセットにしたプラグインをリリースし、その後も2週間に1回の割合で追加。全12セット/24体をリリースする予定だ。飼い主のもとに帰ってくる通常のゾンビのほか、一度お遣いに出すと各ユーザーの間を放浪する旅人のゾンビも企画しているという。
なお、無料のメーラー本体はPOP3/SMTPに対応し、BASE64の添付ファイルをサポート。フィルタリング、メールボックスの振り分け、アドレス帳など、通常のメーラーとしての機能を備えているほか、PostPetなどの特殊なメールソフトのメールだけをサーバーに残す機能も用意されている。
('99/8/9)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]