Media Metrixは9日、デジタル音楽が1999年6月現在、全米の約400万人に利用されているとの調査結果を発表した。
この中で、RealNetworks社のRealJukeboxが220万人、NullSoftのWinampが180万人、そのほかのブランドのプレイヤーが5万人に利用されていると推測されている。
この調査は、全米のPCユーザーの中から1万世帯をとりだし、そのPCの中にソフトの利用状況を計測するためのソフトをインストールする、という方法で行なわれた。
Media MetrixのアナリストBruce Ryon氏は「ほんの数ヶ月前には、数千のユーザーを持つシェアウェア製品が幾つかと、1つのメジャーなプレイヤー「Winamp」が30万のユーザーを持っていた。今ではWinampのユーザーは200万に伸びている。また、ストリーミングメディアでブランド価値を上げているRealNetworksは、今年5月上旬のRealJukeboxの発表以来たった2ヶ月そこそこで220万人のユーザーがいる」と、デジタル音楽プレイヤーの普及が驚異的に伸びていることを指摘した。
('99/8/10)
[Reported by taiga@scientist.com]