INTERNET Watch Title Click

【調査結果】

'99年Q1の米ネット広告収入は前年同期比2倍の6億9,300万ドル ~ IABの調査

 米オンライン広告の業界団体Internet Advertising Bureau (IAB)は18日、米国のWebサイトなどに掲載されたインターネット広告の総収入が、'99年度第1四半期で対前年同期比2倍の6億9,300万ドルに達したとする調査結果を発表した。同調査は、全米で1,500のWebサイトに広告媒体を提供する2,000社から直接回答を得た。

 広告の形態としては、バナー広告が最も多く(58%)、次いでスポンサーシップ(29%)などと続く。また、契約の種類では複数の課金モデルを組み合わせたものが51%、続いてCPMあるいはインプレッションに応じた課金が43%という順になっている。ネット広告のカテゴリー別シェアでは、消費者関連(27%)、金融サービス(21%)、コンピュータ(20%)などと続いた(昨年度第4四半期実績)。

 同調査によると、広告主はインターネット広告に対する予算を増やす傾向にあり、特に大企業の積極投資が目立つとしてる。

('99/8/20)

[Reported by kokubu@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp