■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/1999/flash_forunix.html
米グラフィックスソフト大手のMacromediaは24日、UNIX系OSに対応する「Flash Player」を公開すると発表した。9月1日からWebサイトで無料提供を開始する。対応するシステムは、Linux、Sun MicrosystemsのSolaris、Silicon GraphicsのIrix。
Flashは、Webサイトで使用される動画や音声、画像などを作成、再生するマルチメディアソフトで、ベクター形式のためコンテンツの容量を小さくできるのが特徴。現在、Windows版およびMacOS版を提供しており、プレイヤーはWebのプラグインとなっている。
一方、UNIX系OSは、Webサイト上の電子商取引システムやミッションクリティカルなアプリケーション向けの基幹システムとして拡大を続けている。Macromediaは、このようなUNIX系OSに対応することで、表現力豊かなWebアプリケーションなどビジネスユースもターゲットとしていく考え。
なお、米NPD Online Researchの調査によると、Flashは83%のブラウザーにインストールされているという。また、Macromediaによると前四半期には4,400万人がFlash Playerをダウンロードしたということで、最もよく使われているプラグインの一つとなっている。
('99/8/25)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]