■URL
http://www.idcresearch.com/Data/Internet/content/NET082599PR.htm
米調査会社IDCは25日、今後電子商取引などインターネットの利用がアメリカ以外の地域で急速に普及していくとする調査結果を発表した。
同調査によると、今年度末までに世界のオンライン利用人口の6割は非アメリカ居住者で占められ、電子商取引の市場規模でも非アメリカでの取扱い高が、'98年の26%から2003年の46%へと急激な伸びを見せるとしている。
特に顕著なのは共通通貨ユーロを導入したヨーロッパ。電子商取引の市場は年率138%の成長が見込まれ、取扱い高では'98年の56億ドルから2003年には4,300億ドルに急拡大すると予測されている。また、アジア・太平洋地域でも、インターネット人口の増加に伴い、電子商取引の市場規模は、'98年の27億ドルから2003年720億ドルへと拡大するとしている。
同社では、今後多言語に対応した電子商取引サイトのニーズが高まる一方、特定の言語・市場に特化したきめ細かなマーケティングも重要になるとしている。
('99/8/26)
[Reported by kokubu@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]