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http://www.newspage.com/cgi-bin/NA.GetStory?story=b0825101.606&date=19990826&Query=online+purchases
米国のインターネットユーザーは、オンラインショッピングのサービスに満足していないようだ。
米調査会社Intermarket Groupが25日公表した調査結果によると、米国の全インターネットユーザーのうち、実際にオンラインで商品を購買したことのある人は、全体の3割に過ぎず、約6割の人は、単にネット上で「ウィンドウショッピング」をしているに過ぎないとしている。
その理由として、商品の価格に満足がいかない(77%)、返品する際面倒だ(67%)、クレジットカードを利用した場合の安全性が不安(65%)などを挙げている。また、実際購買した経験のある人の半数が、目的の商品をネットで見つけるのが難しいと回答している。
同社によると、「ウィンドウショッピング」をしている人が、実際の購買に結びつく確率は平均2.7%たらずで、この数字は郵便などのDMによる購買確率とほぼ同じ。オンラインショッピングを運営する企業は、1人の購買者を獲得するために実に平均23.94ドルも投資した('99年第1四半期)と、同調査は報告している。
('99/8/26)
[Reported by kokubu@impress.co.jp / taiga@scientist.com]