■URL
http://www.vesa.org/news082499.html (発表資料)
http://www.vesa.org/VHNwhtpprV3.PDF (ドラフト版PDFファイル)
ビデオ関連機器の標準化団体であるVideo Electronics Standards Association(VESA)は24日、家庭内ネットワークの標準規格「VESA Home Network(VHN)」のドラフト版を発表した。
VHNでは、インターネットプロトコルを利用して家庭内の機器をシームレスに接続。テレビやパソコンから、WWWブラウザーを使って容易にアクセスおよび操作できるようにする。また、家庭内ゲートウェイやケーブルモデムに接続することで、会社など遠隔地から家庭のビデオやセキュリティシステムなどを操作できるようになる。ネットワークの物理層とデータリンク層には、IEEE1394の長距離バージョンであるIEEE1394bを採用。広帯域通信もフルサポートし、デジタルテレビにも対応していく。仕様が確定すれば、2000年初めにも対応製品が出荷される見込みだ。
家庭内ネットワークの規格としては、このほか、ソニー、Philipsらが推進する「HAVi」、Sun Microsystemsが推進する「Jini」、3Com、Lucent Technologiesらが推進する「HomePNA」などがある。
('99/8/26)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]