■URL
http://www.voicexml.org/pr19990825-1.html
VoiceXMLフォーラムは25日、音声によるWebアプリケーションを記述するXMLベースのマークアップ言語「VoiceXML」の暫定仕様を発表した。
VoiceXMLにより、音声に対応したWebベースの双方向サービスや、電話などによるコールセンターのデータベースやWebサイト上の情報、企業内イントラネットへのアクセスが利用可能になると見込まれている。さらに、新しい音声対応の機器や装置などが登場することも期待できる。
VoiceMLの標準化においては、AT&TとLucent Technologies、Motorolaが電話技術と音声マークアップ言語で協力し、IBMが「Speech Markup Language」を提供している。
現在の仕様はフォーラムのWebサイトで公開されており、暫定仕様に対するコメントなどを募った後、年末までにバージョン1.0をリリースし、標準化団体に提出する計画。
同時にVoiceXMLフォーラムは、1998年3月にフォーラムを発足した17会社に、新たに44社が加わったことを明らかにした。新しく加わった企業は、通信機器大手のEricsson、Qualcomm、コンピューター大手のSun Microsystems、電話会社のFrance Telecom、Sprint PCSなど。
('99/8/26)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]