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■URL
http://www.forrester.com/ER/Press/Release/0,1769,160,FF.html
より多くの企業がオンラインで製品販売を始めるにつれ、商品を顧客の家にまで送り届ける物流が整っていないことが大きな不都合となっている、との調査結果をForrester Researchがまとめた。
この調査は小売業、ネット企業、製造業など40の企業の副社長に対する面接によって行なわれた。それによると、これらの企業は一日あたり平均400の注文を受け付けているものの、半分以下は出荷した製品から利益を得ておらず、ほとんどは注文処理業務にかかったコストを正確に測ることが出来ていない。さらに85%の企業は、国外に商品を出荷する手続きの複雑さゆえに海外からの注文を受け付けておらず、75%はWebサイトで国外の住所や値段を正確に記入、表示することが出来ない。
Forresterではこうした結果を踏まえて、現在では注文が限定されているために業務がこなせているものの、今後は 1)オンラインで販売される製品種類の増加 2)大量の小包を発送する必要の発生 3)顧客の期待感、の3つの要素によって注文処理業務の質を向上せざるを得ないと予測している。そして理想的な注文処理システムとは顧客が「購入」ボタンを押してから顧客の家の玄関に至るまで、小包の状態が見えるようにし、連続したサービスを提供することである、とも指摘している。
('99/8/27)
[Reported by taiga@scientist.com]