検索サービス大手の米Infoseekは8日、参加者がそれぞれの専門分野に基づいてディレクトリを作成する、コミュニティ型のディレクトリ検索サービス「GO Guides」を構築すると発表した。
GO Guidesには、インターネット上で好みや趣味を共有したいと思う人は誰でも参加できる。ディレクトリに紹介したいサイトを提案し、GO Guidesのコミュニティで承認されれば掲載される。掲載された場合にはポイントが与えられランクアップする。ランクアップすると、他の参加者が提案したサイトの承認を審議したり、新しいディレクトリを作成できるなどの特典がある。
GO Guidesのサイト紹介では、特別なプロフィールを作成し、編集者の電子メールアドレスなどを掲載することもできる。それにより、電子メールでサイト紹介に対する意見を受け取ったり、編集者名でサイト紹介のレベルを判断するといったことができる。
コミュニティが構築するディレクトリ検索には、ほかにNetscapeの「Open Directory」などがある。既存のコミュニティディレクトリでは、編集者が紹介するサイトを全て掲載しているのに対し、GO Guidesでは編集者が紹介したサイトを他の会員が評価する過程を経ることで、「スパム」をなくし一定の品質を維持できるとしている。
('99/9/9)
[Reported by Et-OH / taiga@scientist.com]