AOLとe-SIMは8日、AOLのオンラインショッピングモールの中で、Web上で商品をシミュレートして実際に触れるようにする計画「LiveProducts」を発表した。
e-SIMはシミュレーション技術を開発している企業で、実際の製品をWeb上でシミュレートしてマニュアルなどの補助として利用する「バーチャル製品」の開発を行なっており、今回のAOLとの計画ではそれを利用することになる。
このLiveProductsの対象となるのは主に家電製品で、電話、ビデオカメラ、DVDプレイヤー、AV機器などが候補として上がっている。AOLではLiveProductsのために新しいサイトを立ち上げ、そこに表示されている商品の写真をクリックするとWeb上でシミュレーションが始まり、製品のボタンを「押す」など、実際に「使って」みることができる。
このLiveProductsはこの秋に始まる予定となっている。
('99/9/9)
[Reported by taiga@scientist.com]