■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/1999/Sept99/AppHOSTpr.htm
米Microsoft社は、アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)向けのホスティングサービス「Complete Commerce Program」を正式発表した。同社では、'98年11月から試験的に10社(現在25社)のASPを対象にこのサービスを提供していたが、今後は一般のASPにも対象をひろげていく。
ASPは、サーバーに蓄積したアプリケーションをインターネット経由でユーザーにレンタルする事業者。Microsoftでは、そのASPを対象にアプリケーションのホスティングサービスを提供する。Complete Commerce Programでは、同社の「Exchange Messaging」や「Office 2000」のほか、独立系ベンダーの開発によるWindows NTプラットフォームのビジネスアプリケーションを提供する。
アプリケーションホスティングサービスについては、IBMやCisco、Oracleなどが参入を表明している。また、Sun Microsystemsは、ネットワーク経由での使用を見込んだオフィスソフト「StarPortal」の開発を表明するなど、今後の急速な市場の拡大が見込まれている。Microsoftは、ASP向けの新技術認定プログラム「Certified Commercial Network Services Provider(CCNSP)」を発表するなど(本誌'99年9月10日号参照)、アプリケーションホスティングに向けた体制を強化している。
('99/9/14)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]