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http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/fri/news/990914.html
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/fri/cyber/shopping/index.html
富士通総研は14日、インターネットショップに関する実態調査の結果を公表した。同調査は、今年2月と4月にユーザー及びショップに対して電子メールアンケートを実施、有効回答数計1,425を得た。
調査では、インターネットユーザーの約6割がオンラインショッピングを経験したことがあり、ここ半年の出費金額が2万円以下と回答した人が過半数を占める一方、5万円以上と回答した人も22.6%いた。購入品目を男女別に見ると、男性ではソフトウェア(35.9%)が最も多く、次いで図書・雑誌(35.2%)、パソコン・周辺機器(34.0%)と続く。女性では、食品・飲料・酒類(35.6%)や衣類・靴・アクセサリー(27.1%)の購買が多かった。
インターネットショップの運営形態では、法人対個人の比率は6対4で、全体の16.4%が専業でショップを運営してることがわかった。トップページへの平均アクセス数は月平均8,600回、平均売上高は月額71万円であった。'98年度の収支では黒字を確保できたショップは39.0%で、収支均衡が21.2%、赤字は32.2%であった。売上高が月額10万円以下のサイトで黒字計上したのは、わずか15.2%であった。
同社は、「商品や価格といった核となる強みを持ったうえで、インターネットならではの価値をプラスし、明確なコンセプトをユーザーに向けてアピール」するよう提言している。
('99/9/14)
[Reported by kokubu@impress.co.jp]