ソフトバンク傘下のインターネット関連ベンチャー投資グループ、SOFTBANK Capital Partners (SBCP)は16日、米オンラインショップ大手のBUY.COMに1億6,500万ドルを出資すると発表した。ソフトバンクの同社への出資は、今回で3度目となる。今回の出資により、ソフトバンクはBUY.COMの31%を保有することになる。
BUY.COMは1996年創業の大手オンラインショップで、コンピューター関連機器、ソフトウェア、書籍、ビデオ、音楽など、80万点を販売している。BUYCOMP.COM、BUYSOFT.COM、BUYBOOKS.COMなど、7サイトからなる。「世界一安い」をキャッチフレーズに、原価で商品を販売し、広告料などで収益を狙うという独自のビジネスモデルを取っている。
ソフトバンクとBUY.COMは、今回の出資に関連して、ヨーロッパ、英国および日本で合弁事業を設立することで合意したことを明らかにした。BUY.COMのビジネスモデルを米国外で展開していく。なお、この契約内容の詳細は現在検討中だとしている。
('99/9/17)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]