■URL
http://regist.jesa.or.jp/
NTT-Xと株式会社ネオネットは、インターネットを使ったイベントの事前登録受付システムを開発したと発表した。
このシステムは、WWW上のフォームから氏名や住所などを入力して事前登録すると、リアルタイムにバーコードが入ったネームカードと登録番号が生成される。このネームカードをプリントアウトして会場に持参すれば、バーコードリーダーで読み込むだけで入場可能になるというもの。プリントアウトができない場合は、登録番号を紙に控えて会場に持っていけば、その場でプリントアウトをしてくれる。
また、このネームプレートに付いているバーコードを読みとらせることにより、各ブースで名詞の代わりに利用できる。ユーザーにとっては名刺を出す手間がかからず、出展社にとってもすぐに来訪者データが入手できるメリットがある。
これまでにもインターネットを使った事前登録はあったが、郵送で招待券が送られてくるのを待ったり、プリントアウトしたものを会場で正式なネームプレートに交換する必要があった。
今回のシステムは、10月5日~9日まで幕張メッセで行なわれるエレクトロニクスショー'99で使われることになっており、現在事前登録を受付中だ。事前登録をした場合、入場料は600円(通常1,000円)。事前の決済はできないので、料金は当日会場で支払う必要がある。
今後は、このバーコード利用して、会場内でどういう属性の来場者がどのブースにどういう順序で訪れたか、イベント会場内での電子決済などにも対応していきたいとしている。
('99/9/21)
[Reported by junko@impress.co.jp]