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http://events.c2media.net/bellatlantic-vodafone/
http://www.ba.com/images6/kit/news/servmap.jpg (全米の営業地域イメージ)
米国Bell Atlanticと英国Vodafone AirTouchが21日、両社の米国での無線サービス事業を統合し合弁会社を設立することで合意したと発表した。
新会社の出資比率は、Bellが55%、Vodafoneが45%で全米最大の無線会社となる。時価総額が700億ドル以上で、顧客数は無線サービスが最大手AT&Tの倍の約2,000万、ページングサービスが 350万にのぼる。事業エリアは、全米の無線市場上位50のうち49をカバーし、米国の人口の90%以上をカバーできるという。2000年1Qには完了するとみられるBell AtlanticによるGTE買収後は、GTEのセルラー、PCS(広域帯のデジタル技術)の資産も新会社に統合される。また、BellとVodafoneは世界規模での事業も共同で行なっていくことになり、携帯通信の新サービスや技術開発、世界的な企業アカウントの提供、ローミングサービスなどを進める予定。なお、新会社の設立は今後半年から1年で完了する見込み。
('99/9/22)
[Reported by betsui@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]