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http://www.zonaresearch.com/info/press/99-sep21.htm
Zona Researchは米国のネット株取引市場に関する調査結果を発表し、その中で調査対象となった人々のうち54%がネット証券会社の名前を一つも上げられなかったことを明らかにした。最も名前の挙がったネット証券会社でも全体の8%しか知らなかった。
調査結果によると、ネット株取引を行なっている人の75%は25から54歳までの男性だった。またネット株取引を行なっている人の24%は年間35,000ドル以下の取引しか行なわない一方、16%が年間10万ドル以上の取引を行なっている。3分の1近くはネット証券会社を選ぶ際にサーチエンジンを使ったり、オンライン広告をクリックしている。ネット株取引を行なっている人の9%は無職か退職した人だった。
こうした結果を見て、Zona ResearchのチーフエコノミストJack Staff氏は「我々の調査はネットにおけるブランド力がネット証券会社にとってなくてはならない物であることを示している。それはWebサイトへの訪問、登録、そして結果的に売り上げを産み出すのだ」と分析している。
('99/9/22)
[Reported by taiga@scientist.com]