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■URL
http://www.e-stamp.com/our_company/pr_092399.html
米E-Stampは23日、米国郵政公社から8月9日に電子切手販売の認可を受けて以来、10,000万顧客と契約したと発表した。さらに、Ingram Micro、Digital RiverおよびLinkShareの3社と電子切手の販売で提携したことを明らかにした。
E-Stampは、主にSOHO市場を対象として、インターネット上で電子切手を販売している。これまで、Yahoo!やAmerica Onlineなどと提携している。
E-Stampは特に、SOHO企業から顧客への製品出荷が増える年末のホリデーシーズンを事業拡大の機会ととらえ、今回の提携により、数千もの店鋪をもつ小売り業者、カタログ販売、オンライン商店などへの流通網を開拓するとしている。
Ingram Microは卸売り販売の大手で、同社との提携により、電子切手の販売を小売店、カタログ販売、オンライン商店に拡大する。Digital Riverは企業向けの電子商取引サイトをアウトソーシングで構築する企業で、同社との提携により、オンライン商店1,100店でE-Stampの電子切手を販売する。LinkShareはウェブ上で事業を展開する企業向けにマーケッティングを実施する会社で、同社の提携会社数万社にE-Stampを導入する。
E-Stampはまた、前日の22日、ヨーロッパ最大の郵便サービスDeutsche Postと、ドイツの大手電話会社Deutsche Telekomから、総額500万ドルの出資を受けたことを明らかにした。両社との提携により、今後ヨーロッパにおいても電子切手の販売を展開するものと見られる。
('99/9/27)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]