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【新団体】

モデル校にドリームキャストを配布

学校や家庭のインターネット接続の普及を目指す協議会が発足

 9月27日、学校や家庭でのインターネット接続の普及/活用の研究を目的とした団体「学校・家庭インターネットコミュニケーション共同実験協議会(仮称)」が発足した。会長をCSKグループ代表大川功氏が務めるほか、副会長に、東京大学名誉教授石田晴久氏ら3名、理事事務局長には株式会社アスキー西和彦氏が就任する。協議会は、学校保健会、PTAなどの教育関係団体、学識経験者、インターネット関連企業の代表などで構成され、活動期間を2001年3月31日までとしている。

 協議会では、モデル校に情報通信ネットワークを構築し、学校と家庭の間のコミュニケーションのあり方について研究実験を行なう。具体的には、教職員用/PTA用マニュアルの開発や、学校ホームページ用基本ソフトの開発などが行なわれる予定だ。実験期間は、2000年4月1日から同年12月31日まで。実験に参加するモデル校については、全国の小学校/中学校から3校程度を募集。選ばれた学校には、保護者世帯数分のインターネット端末、サーバー一式、スキャナー1台、プリンター1台を寄贈する。なお、インターネット端末としては、セガ・エンタープライゼスのゲーム機「ドリームキャスト」が採用されるとのこと。モデル校の募集は、11月30日まで受け付ける。

◎問い合わせ先
学校・家庭インターネットコミュニケーション共同実験協議会
設立準備室事務局(株式会社アスキー内)
TEL 03-5351-8351
e-mail school-net-e@ml.ascii.co.jp

('99/9/28)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp