■URL
http://www.iplanet.com/alliance/press_room/press_releases/092899a.html
米Sun-Netscape Allianceは28日、企業向けのWebサーバー「iPlanet Web Server,Enterprise Edition 4.0」を発表した。これまで「Netscape Enterprise Server」と呼ばれていた製品の最新版で、Javaアプリケーションの高速化、ダイナミックなWebコンテンツの高速配信、プラグインによる拡張性の強化などが図られている。
iPlanet Web Server, Enterprise Edition 4.0では、マルチスレッドおよびマルチプロセッサに対応したこと、また、「Java Servlet 2.1」に対応した新しいサーブレット・エンジンの搭載やネイティブのJavaVMに対応したことで、性能とスケーラビリティの強化を図った。米Mindcraftの試験によると、Java Servletの実行速度は、Apacheに比べて222%、CGIスクリプトに比べて22%高速だったという。
ほかには、GUIによる管理の容易性や、暗号用の標準インターフェース「PKCS #11」の採用によるセキュリティの強化などが図られている。
iPlanet Web Server, Enterprise Edition 4.0の価格は1CPU当たり1495ドル。Windows NT、Solaris、HP-UXに対応したバージョンは、すでに出荷開始されている。AIX、Tru 64 Unix、IRIXに対応したバージョンは、10月に出荷を開始する予定。
('99/9/30)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]