eCHARGE株式会社は、来春よりダイヤルQ2を使った少額決済向けの電子決済サービスを開始すると発表した。物品は扱わず、画像やソフトウェア、オンラインゲームやビデオ配信などのデジタルコンテンツを対象にしている。
このシステムは、ダイヤルQ2を利用するため、事前の会員契約やクレジットカード番号などの個人情報の漏洩を心配することなく利用できるのが特徴。決済をする時には、いったんダイヤルアップの回線を切断し、eCHARGEのサーバー(ダイヤルQ2番号)に接続して決済するしくみ。あらかじめ、「e-Cliant」と呼ばれるプラグインソフトをインストールしておく必要がある。
なお、店舗側がeCHARGEに支払う手数料は1%で、NTTに支払うダイヤルQ2の手数料を考えても、クレジットカードを利用する場合に比べて安く済むという。
また、来春以降には、家庭内で自由に利用できるよう、利用額の上限が決められる予算管理や電子明細などのサービスを行なうほか、LANへの対応や、海外サイトでの買い物にも対応していくという。
◎問い合わせ先
eCHARGE株式会社('99/10/13)
[Reported by junko@impress.co.jp]