■URL
http://www.iaj.or.jp/iaj/y2k/
日本インターネット協会は、2000年(Y2K)問題に対応するためのタスクフォース「Y2K TF」を設置した。実際の問題への対応は「Y2K TF」内に設立された「Y2Kコーディネーションセンター(Y2K CC/JP)」が行ない、11月末には危機管理計画の策定を完了する予定とのこと。
インターネット上のY2K問題においては、各ISPが自分のネットワークだけを守っても、他のネットワークからのトラブルの影響を受ける可能性があり、最悪の場合トラブルが連鎖する可能性があるという。Y2K CC/JPでは、事前の取り組みとして、「当日起こりうるシナリオの分析」「関係者への調整」「コンタクトリストの作成」などを進める。また、当日の取り組みとしては、緊急センターを設置し夜間も含めて数人で即応する体制を作る。また、場合によっては、ISPに対し状況を改善するための調整やアドバイスも行なう予定とのこと。
なお、日本インターネット協会では、各国でY2K CCを設立し、情報交換を行なっていくようなしくみが望ましいとしている。
('99/10/14)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]