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■URL
http://www.palm.com/products/enterprise/server.html (HotSync Server)
http://www.palm.com/products/enterprise/ethernet.html (Ethernet Cradle)
http://www.palm.com/pr/101899.html
米3Com傘下のPalm Computingは18日、携帯情報端末「Palm」の企業市場への普及を図るためのソフトウェアやサービスを発表した。まず、Palmから企業内サーバーに接続する「HotSync Server」と、Ethernet対応のクレイドル「Ethernet Cradle」を投入する。
HotSync Serverは、企業内サーバーと、Palm機器やWindows CEベースの携帯機器との間でデータの同期を取る製品。リモートから、IBM、Oracle、SAPなど主要なデータベースに接続し、データを更新したり引き出したりできる。また、POP3/IMAP4ベースの電子メールに対応し、メールを送受信することもできる。同製品は、米国では2000年第1四半期に20,000ドルで発売予定。
Ethernet Cradleは、10MbpsのEthernetに対応した製品。これを使うことにより、パソコンや企業内サーバーと「HotSync」技術を介してデータの同期が取れる。Palm III、Palm VIIのほか、IBMのWorkPad 20X、30Xなど、多数のPalm機器に対応する。、米国では2000年1月に250ドルで発売予定。
また同社は、企業ユーザ向けに、電話とインターネットを介したトレーニングプログラム「Palm Help Desk」を実施する。企業向けのサポートサイト「Enterprise Support」を開設するとともに、オンサイトのサービス「hot-swap」や、ハードウェアの拡張保証プログラムを実施する。
さらにPalmは、企業管理、データベース接続、Javaソフト配布向けのPalmインフラや配布ツールを開発するために、Computer Associates、IBM、Oracle、SunMicrosystems、Sybaseなどと提携したことを明らかにした。
('99/10/19)
[Reported by Hiroyuki Et-OH]