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http://www.yankeegroup.com/webfolder/yg21a.nsf/press/77E682BF6DD24B00852568080056EFD9?OpenDocument
米調査会社大手のYankee Groupは19日、家庭内ネットワークの普及に関する予測を発表した。2003年までに米国で1,000万世帯が家庭内ネットワークを構築するという。
同社によると、現在米国で家庭内ネットワークを構築しているのは65万世帯だが、これが年率95%の伸びで増加し、今後4年間で1,000万世帯に達する。大多数はPCベースのネットワークで、そのうち400万世帯以上が既存の電話回線を利用する。また、150万世帯は無線を、30万世帯は既存の電力線を利用したネットワークを構築する。
Yankee Groupによると、家庭内ネットワーク技術をパソコンやテレビなどの機器に組み込むのは難しいことではないとしており、今後急激に広がるものと見ている。実際、3comが手軽に家庭内ネットワークを構築できるHomePNAベースの製品(本誌別記事参照)を発売するなど、導入へのハードルは低くなっている。
('99/10/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]