■URL
http://www.microsoft.com/japan/products/money/
マイクロソフトは21日、個人向け金融管理ソフトの最新版となる「Microsoft Money 2000」日本語版を11月12日に発売すると発表した。Windows 95/98/NT4.0対応で、推定小売価格は1万1,800円。
オンライン機能を充実させ、200社以上の金融機関とホームバンキングに対応した。国内外の株価、投資信託、為替情報をオンラインで取得し、資産の時価を自動的に計算できる。インターネットで取引明細をダウンロードできる「Money電子明細」サービスでは、富士銀行などの対応も発表され、現在サービスを提供中または提供予定の国内金融機関は合計13社となった。また、15分で完了するという「Moneyらくらく設定」機能により初期登録の煩わしさを軽減するなど、初心者にも使いやすいインターフェイスとなった。
発売に合わせ、金融ポータルサイト「MSNマネー」も公開する。MSNの一チャンネルとして、リアルタイムの株価情報や最新のビジネスニュースなどを提供する。同サイトの開設にあたっては、マイクロソフトとエキサイトが提携。エキサイトのポートフォリオ機能により、ユーザーごとにパーソナライズした情報が見られるようになっている。
なお、同ソフトは標準パッケージのほか、ライフプランニングや投資・運用などの機能を省き、家計簿ユースに的を絞った「Microsoft Money 2000 Basic」(推定小売価格6,800円)も発売されるほか、Microsoft Moneyの現バージョンやOfficeなどの利用者への優待パッケージ(同9,800円)も用意される。
('99/10/21)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]