沖電気工業は、1本の回線で音声からデータまでを通信する統合通信環境が構築できる「IPstage」の販売を11月1日から開始する予定としている。出荷は来年1月中旬からを予定。
インターネットの普及に伴い、パケットネットワークのトラフィックが音声ネットワークのトラフィックを超えようとしている。これに対応するため、LAN、イントラネット、エクストラネットなどIPネットワーク上で、音声、データ、FAX、ビデオの各種メディアをシームレスで効率的に統合、集中させるために「IPstage」を開発したという。販売価格は、コミュニケーションコントロールユニット(基本ソフト、レイヤ3イーサスイッチを含む)が85万円、IP電話機5万円、モデルシステム(電話機72台、収容公衆回線16回線)570万円。市場規模、販売目標金額、販売目標数量はそれぞれ、2000年度に60億円、25億円、900セット、2001年度に300億円、90億円、4,000セット、2002年度に700億円、180億円、10,000セットを見込んでいる。
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沖電気工業 法人営業本部マーケティング統括部
03-3454-2111(代表)
('99/10/25)
[Reported by betsui@impress.co.jp]