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http://www.ecom.or.jp/seika/press/990914enquete/pressrelease.html
電子商取引実証推進協議会(ECOM)は27日、大阪でのECに関する意識調査の結果を発表した。9月14~16日に開催されたイベントでのアンケートによるもので、有効回答数は1,256名、大阪近郊のビジネスマン層が中心となっている。
ECの認知度としては、ほぼ90%が「知っている」と答え、実際に購入してみたいと答えたのは77%だった。ただし、購入経験があるのは15%。ECの短所・不安としては「個人データの漏洩」がトップとなっている。
ECOMではこの結果を、東京での同じイベントでの調査と比較し、東西の違いを分析している。それによると、ECで実際に購入してみたいという回答は東京と比較して7ポイント下回り、ECの不安・短所として「価格交渉ができない」が35%と東京を8ポイント上回る結果となっている。これにより報告ではECへの期待感の東高西低を指摘している。
ただし、「ECでいくらまでなら購入するか」では大阪は19,860円で、東京の15,350円を上回っている。なお、ECの長所・利点として女性部門で「遠隔地の商品を購入できる」が東京を7ポイント上回る46%、「商品選びの範囲が広がる」が14ポイント上回る31%となっている。
('99/10/29)
[Reported by masaka@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]